雨や雪のある北陸地方では、天気が良く雪のない関東地方と比べて、発電量が少ないのでは? という意見もよく聞くのですが、統計を取って通年を通してみると、実際はほぼ同量の発電が可能であることが分かります。
もちろん曇りや雪の多い冬期は、太陽光が遮断され発電量は低下します。しかし太陽光パネルは熱に弱いため、太平洋側は夏期に発電量が低下します。海や山に囲まれて涼しい北陸地方では、高温になりがちな太平洋側と比べ、夏期により多くの電気を発電することができます。
月別発電量 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 12ヶ月合計 |
関東 | 297 | 290 | 358 | 366 | 418 | 331 | 337 | 371 | 295 | 281 | 237 | 263 | 3,844 kW・h/月 |
北陸 | 186 | 229 | 334 | 393 | 450 | 374 | 406 | 437 | 352 | 316 | 222 | 174 | 3,873 kW・h/月 |